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昨日
「建部大社(たけべたいしゃ)」へ行ってきた。

タイトル通り
近江国(滋賀県)一の宮である。
参道には
主祭神である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の人生を辿る全面イラストに
解説が入ったパネルが並んでいる。
お陰様で
知らない人でも日本武尊をイメージしながら参拝出来る。
なんて親切なんだ。
職業柄
そのパネルを声に出して読んでしまいそうになるのだが
そこはグッと我慢だ。
だって…恥ずかしいんだもの。
それはさておき
滋賀県在住の人にとっては「氏神様」となるので
お札やお守りを持っていたら
きっと御利益があるに違いない。
例えば
色々ある御守りの中でも
音色の綺麗な可愛い鈴タイプがある。
是非手にとって耳元で鳴らしてみて欲しい。
とても綺麗で繊細な音色で鳴るのだ。
そして
何故か境内には瓢箪が鈴なり。
普段なかなか見る機会も無いので
瓢箪を見に行くだけでも価値有りだ。
【↓↓古代史に少し興味ある人、読んでね】
一の宮とは
簡単に言えばその国最上級の神社。
場所は大津市瀬田の唐橋のすぐ近くにある。
今まで大社前を通り過ぎるだけだったが
昨日ようやく参拝の機会がやって来た。
祭神は「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」。
日本(ヤマト)黎明期に活躍した神だ。
名前からしてカッコいい
俳優の佐藤健(さとうたける)みたいではないか。
天皇家に伝わる三種の神器の一つ
「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」にゆかりのある神だ。
『日本武尊の詳細は→コチラ』
ちなみに愛知県の熱田神宮は
この「剣」が主祭神である。
【↓↓古代史好きな人、読んでね】
ご存知の通り
日本武尊は日本古代史の重要人物の一人。
重要なのは
この人物が「個人」を指すのか
「複数の人や出来事」を指すのか。
というのも日本武尊
日本西部を征討する時の性格と
東部を征討する時の性格が全く違う。
簡単に言えば
前半は残虐な面を露わにしているが
後半はそうではなく哀愁漂わせながら人生を終える。
日本書紀は「日本武尊」と表記し
「武(タケル)」は強さを表わしていると建部大社は言う。
しかしながら
古事記の記載では「倭建命」と表記し
「建(タケル)」はヤマト建国をした意味と読み解く事も出来る。
ヤマトタケルの前半と後半の性格や
関連する数々の出来事からして
ヤマト建国の複数の重要な出来事を
この人物に集約したのではないか
という指摘もある。
みなさんは
どのように解釈されるだろうか。
古代のロマンは広がるばかりである。
引き続き
今後のヤマトタケルノミコト関連の記事の時にでも
語って行きたい。
『建部大社HPはコチラ』




