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日本の心を知る事ができたイベント

11.10.2017

雑文

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今年の正倉院展に
何とか間に合った。

東大寺大仏造立という偉業。
それを成し遂げた聖武天皇の遺愛の品々を
妻の光明皇后の意思で保存される事に。

『正倉院宝物』はそこから始まったとされている。


工芸品や文物は9000点にも及び
毎年そこから選ばれた宝物を60点前後展示。

一度展示された宝物は
早くともその後10年間は再び展示される事はないらしい。

生きているうちに
あとどれだけのお宝を目にする事ができるやらである。



開催期間は11月13日(月)まで。
もう間も無く終わってしまうのが何だか悲しい。



奈良国立博物館



この正倉院宝物のキーマンである聖武天皇は
日本古代史を語る上でも鍵となる人物。

東大寺建立理由や人生後半の流浪と揶揄された行幸など
通説で語られるのとは別の理由があった可能性が高い。

おっと
これ以上はマニアックな話になるので深入りはやめておこう。




正倉院展は
『日本の心』を大切にしている人にとって
観て損はしない最高級の展示イベントだと思っている。

自称「日本古代史愛好家」の自分にとっては
声を使って何かお手伝いできないものだろうかと
厚かましくも考えてみた。

色々案は出たものの
ナレーションではなく直接案内するボランティアガイドが
自分には向いているのではないかという結論に・・

ある意味残念である。




それはさておき
正倉院展のグッズも見逃せない。

かっこいいものから可愛いものまで
現地で多数販売されているので是非チェックしたい。


今年の正倉院展グッズの獲物たち


※思わず買ってしまったグッズ

(右から反時計回りに)
・一筆箋
・割れない杉の薄板ファイル
・「正倉院宝物181点鑑賞ガイド」本
・チーフ
・オリジナルふきん
・コースター


特に気に入っているのがファイル。
杉の香りもするので使うたびに癒されそうである。

た、多分、花粉症の人も大丈夫なのだ。





時を超えた多くの宝物が
自分から数十センチの場所にあるという感動。

しかしながら
8世紀の宝物にも関わらず
21世紀の現代人が使う品とそう大きく変わらない事に驚かされた。

約1300年も昔の品々だというのに
そう遠く感じないというこの不思議な感覚は一体何だろう。

『日本の心』が
今の自分たちにも息づいているからなのか。


正倉院展に毎年行けば
その答えが見えてくるかもしれない。




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【第69回 正倉院展】


期間:〜11月13日(月)

会場:奈良国立博物館 東新館・西新館

時間:午前9時~午後6時 
   ※土曜日、日曜日(11日・12日)は午後8時まで 
   ※入館は閉館の30分前まで

料金:一般1100円
   ※オータムレイトチケット800円

HP:こちらをクリック

混在状況:こちらをクリック

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