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伸びきった髪を
ようやく切ることができた。
スッキリサッパリとしたスタイリングのおかげで
当分はポジティブな気持ちで頑張れそうである。
髪を切ったついでに
以前から形に試行錯誤している自分のヒゲについて相談してみた。
現状は口ひげをはやし
もみあげから顎ヒゲが繋がっている状態。
気心の知れた女性美容師は言った。
「もみあげから顎ヒゲまでの間を剃ってみたら?
その方が小綺麗に見えんで」と。
・・・小綺麗に見えんで。とな?
ということは
今まで小汚く見えていたという事ではないか。
・・・なんたること。
言われた通りに剃ってみた。
確かに剃る前と比べてシュッとして見えるし
小綺麗に見える。
さすがはプロのアドバイス。
満足である。
しかし
この恥ずかしさは何だろう。
思い起こせば
もみあげと顎ヒゲを繋げてから13年。
その間一度も剃ったことがない。
その部分のお肌は
13年ぶりに日の目をみる事になる。
なんだか
裸を見られている気分になってくる。
これが
恥ずかしさの理由だった。
『小汚い』から『小綺麗』へ。
見慣れるまで
しばしの我慢なのである。



