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「カラモ」とオッサン

1.26.2018

雑文

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昔むかし
声を使う仕事を目指し始めたオッサンが
生活費を稼ぐ為にアルバイトをしていたと。

極貧生活を続ける下積み時代
数あるバイト先の一つに
有名なラーメン屋があったとな。

店の各客席に小ぶりの壺が2つ。

「高菜」が入ったもの
もう片方には「カラモ」というものが入っておったそうじゃ。



それから数年後
オッサンは少しずつ声を使う仕事をいただけるようになり
なんとか命をつないでおった。


そんなある日のこと。

急に胸の痛みと違和感を覚えて医者に診てもらった。

原因が知りたければ精密検査が必要と言われたオッサンは
それ以来、極度に健康を意識するようになり
ガラにもなくカロリーを気にしだしたそうじゃ。


そこで目をつけたのが
とても手軽なモヤシじゃった。

そのチョイスに工夫もなければヒネリもない。
そういうところが今ひとつ面白味に欠ける男ならでは・・なのかも知れんのう。


それはそうと
モヤシをいかように料理してやろうかと考えたオッサンは
下積み時代のバイト先だったラーメン屋を思い出しておった。

小ぶりの壺が脳裏をよぎる。


『カラモ』じゃ。


ピリッと辛くて
ニラの風味もアクセントになるそれは
一度箸をつけると止まらない悪魔のような食い物じゃった。


オッサンは
今夜にでも早速作ってみると意気込んでおるそうで。

箸が止まらないと言っておったが
カロリーは大丈夫なのじゃろうか。


めでたし?・・めでたし。




注)カラモと呼んでいたのは従業員だけかもしれぬそうじゃ。
  @一風堂 長堀店



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【材料】モヤシ、ニラ、ごま油、しょうゆ、
    一味唐辛子、いりごま、おろしニンニク

【作り方】
・モヤシとニラを沸騰した湯に1〜2分つける
・湯を捨て、水で粗熱を取る
・水気をよく切り調味料をぶっこむ

※多分こんなもんじゃろ。
   調味料の分量は適宜。好みに合わせるのじゃ。

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