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羽生選手の誇らしい違和感

2.17.2018

雑文

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羽生結弦と宇野昌磨。

両選手が、記念すべきワンツー表彰台へ。


張りつめる緊張感の中
堂々たる演技で魅せてくれた。

同じ日本人として
誇らしく思う次第である。




テレビ中継で観戦していた。

いよいよ羽生結弦選手の出番だ。
男子フリーの演目は、十八番の「SEIMEI」。

彼の順番が近づくにつれ
早くも手に汗握る。


そして
いよいよ彼がリンクへ降り立った。

氷上で胸に十字を切る。
いつものルーティンだ。

本人としても
神に祈るような心境で戦いに臨むのだろう。



ふと思った。

胸に十字をきるのはキリストへの願い。

演目は「SEIMEI」で、こちらは陰陽師である。
日本における陰陽道は広義では神道へつながる。

・演技前=キリスト教
・演技=神道


きっと外国人の感覚では節操のない事かもしれない。

しかながら日本は多神教の国。
キリストであれ仏であれ
多くの神の中の一員なだけである。

何も不思議ではないのだ。


「羽生選手は、演技以外にも
日本の特徴の一つを世界にアピールしてくれているぞ!」


そんな事を一人思いながら
直後、彼の演技から目が離せなくなるのであった。



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