「ボイスサンプル→コチラ」
「仕事のお問合せ先→na.fujiken@gmail.com」
鹿児島名物といえば
「芋焼酎」「かるかん」「黒豚」
「さつま揚げ」「マグロ」「しろくま」
などなど
パッと頭に浮かんでくる。
いつぞや鹿児島県鹿屋市の人口密度の低い郊外へ行った時のこと。
とある昔ながらの商店へ入った。
すると、数少ない商品が並んでいる陳列棚の片隅に
見たことのないモノがあった。
『けせん団子』
昔ながらの郷土菓子らしい。
「けせん」というのは木の名称で
ニッケやシナモンの木の事らしく
暖かい気候の土地で育つんだとか。
かつて鹿児島県内では
多くの家庭が庭先に植えていたそうである。
この『けせん団子』
元は葉のついていない小豆団子で
鹿児島独特の暑さですぐに傷んだらしい。
当時、身近にあった「けせんの葉」に殺菌効果があると分かり
団子を葉で挟んだのが始まりとのこと。
昔は家庭でよく作られたそうで
薩摩藩のお茶菓子としても提供されていた一品なんだって。
これを食べながら
大河ドラマ「西郷どん」を観るというのもオツなものである。
現在、阪急百貨店梅田店で「九州物産展」が開催されており
偶然『けせん団子』を見つけ
つい懐かしくて買ってしまった。
大々的に売られている訳ではなかったので
見つけるのが難しいかもしれないが
この機会に是非とも。
ちなみに
阪急百貨店梅田店で開催されている「九州物産展」は
明日2月27日(火)午後6時までとなっている。
![]() |
| 阪急百貨店梅田店 九州物産展で 偶然見つけた『けせん団子』 |




