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「大阪弁」に一言

2.28.2018

雑文

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自分は『大阪の方言』を研究しているわけではない。

しかし
アニメやドラマに出てくる大阪弁を聴くにつけ
特にそれらを数多く製作している関東地方(特に東京)で
誤解されている気がしてならない。


メディアで個性を誇張するのは表現のうちだから致し方ないものの
その誇張表現の多くが「泉州言葉」で
それが「全国共通大阪弁」に成り果ててしまったのが
大阪人の一人として、少し悲しい思いがするのである。

異議あり!なのだ。



大阪弁は「泉州言葉」だけではなく
もっとバリエーションがある。


大別すると
摂津・河内・泉州(和泉)と、それぞれイントネーションに違いがあって
それとは別に「船場(せんば/大阪市中央区)言葉」というのも存在する。

さらに「河内言葉」には
北河内・中河内・南河内でさらにイントネーションに違いがある。



自分の生まれた北河内は
河内言葉の中に京都言葉の影響を少なからず受けている。

なぜなら
京都と大阪の隣接地帯で同じ文化圏だったからだ。

摂津も同じようなパターンで兵庫県に隣接している。
昔は神戸市も同じ摂津国だった事から文化圏は同じで
互いに影響しあっているのは容易に想像できる。



メディアでよく聞かれる「全国共通大阪弁」は
現在の堺市〜和泉市一帯で使われている言葉がほとんどなので
いっそのこと「大阪弁」というのをやめて「泉州言葉」で統一してはどうだろう。

「泉州言葉」。
とても情緒ある響きではないか。



ところで、関西以外の地方へ行ったとき
自分が大阪人だと他人にバレた途端
「全国共通大阪弁」を期待される時がままある。

悲しいかな
ついついその期待に応えようとしてしまうのが、大阪人の性・・。

そういった諸々の『サービス精神』に関しては
「全国共通」で異議なし!

なのである。



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