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なんの違和感もなく
窓際に吊るされていた。
今朝
何気にその赤いモノが目に入り
凝視した。
そいつは
昨年秋に手に入れた「生の赤唐辛子」だった。
量が多いので
乾燥させ保存用にしようと
自宅の窓際に吊るしたまま忘れていたのだ。
保存用といえど
永久保存は不可能である。
できることなら
唐辛子のポテンシャルがあるうちに食べたい。
それにしても
半年ものあいだ住人に忘れられていた唐辛子は
窓の外を眺めながら何を思っていたのか。
唐辛子・・すまぬ。いや、ほんと。
これからはちゃんと料理に使うので許してほしい。
しかし
・・量が、多い。
使い切れるか、自信がない。
最近は歳とともに胃も弱くなり
辛いものと脂ギッシュなものはしんどくなってきた。
ふりかえると
昔は激辛を好んで食べたものだ。
例えば、根性論を尊ぶ輩達と
CoCo壱番屋の10辛カレーに
さらに「とび辛スパイス」をふりかけていた時代が懐かしい。
しかし
もうそんな無茶はできない。
命が惜しい。
もし
自宅に吊るした唐辛子を食べきれなかった場合
選択肢は2つある。
・ゴミ箱へ入り外の世界へ
・そのまま「飾り」に徹する
社会は非情である。
力の強いものが選択肢を設定する権利を持つのだ。
まったく
世知辛い世の中なのである。



