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日本古代史愛好者として見逃せないタイトルではないか!
本日22:25〜23:10放送
『歴史秘話ヒストリア
発見 蘇我入鹿の棺 よみがえる“大化の改新”』(NHK総合・大阪)
である。
思い返せば、自分が学んだ大化の改新は645年だった。
しかし、現在は646年に訂正されている。
そして
蘇我入鹿が暗殺された事件を「乙巳の変(いっしのへん)」と呼び
この事件が645年。
政治改革である「大化の改新」は蘇我入鹿暗殺と分けて考えるようになっている。
おっさん世代はビックリだ。
歴史は発掘・調査・新たな文献によって
ころころ訂正される。
このままだと
頑張って勉強しても甲斐がない分野と思われても仕方がない。
どうせなら、教える側はこれから歴史を学ぶ人たちに対して
「学んだ歴史は訂正されるかも」と前置きをした方がいいのではないだろうか。
それはさておき、今回放送の内容は
3年前に奈良県明日香村で一辺70Mを超える巨大古墳が出土した事を踏まえ
日本書紀の記述などをもとに、驚くべき仮説を披露しながら
古代の名族・蘇我氏の謎に迫るというもの。
『真の改革者である蘇我入鹿を暗殺したことを正当化するために書かれたのが日本書紀』
という見解を支持している自分としては
疑わしい記述で満ちている奈良時代を土台とする仮説は退屈そのものなのだが
自分の知らない調査結果や何か新しい気付きがあるかもしれない。
それに、滅多に題材に上がらない時代なので
単純に嬉しい。
今夜、興味を持って視聴したいと思うのである。



