ボイスサンプル
出演作品リスト
プロフィール
お問い合わせ

地震が発生して

6.18.2018

雑文

t f B! P L
「プロフィール→コチラ
「ボイスサンプル→コチラ
「仕事のお問合せ先→na.fujiken@gmail.com




今朝7時58分。

近畿自動車道沿いの中央環状線を車で東大阪市付近を走行中、
道路舗装の傷んだ場所を通ったのだろうか
車体が左右に揺れた。

しかし
道路舗装は全く傷んでいないのだ。


さらに車体が大きく左右に揺れる。

突風が吹いているのだろうか。

そう思った瞬間、
視界の右上に走る近畿自動車道の両脇にある道路照明灯や
標識のポールが左右に激しく揺れているのが目に入った。


「地震!」


その直後
スーマートフォンから、けたたましいアラーム音が。

テレビをつけると
『大阪北部、最大震度6弱』。

・・自宅がある北摂地方である。


一瞬、全身が固まってしまったが
起きたものは受け入れるしかない。

南へ向いて走っていたが
180度転換し、自宅へ。

大阪を走る高速道路が
地震後すぐに閉鎖された影響もあり
東大阪から自宅へ戻るまでに4時間もかかってしまった。

途中、近畿自動車道から落ちてきたのだろうか
車道に大きめのブロックのカケラが数個転がっていて
避けなければ進めない箇所があった。


自宅へ向かう途中で何件かコンビニに立ち寄ったが
すでにペットボトルの水は売り切れていた。


友人たちからも
本人宅の本棚やラックが倒れ、物が散乱している写真が送られてきた。
その状況を見て、阪神淡路大震災の時を思い出した。

自宅もそんな状態になっていると覚悟したし
水漏れや火災になっていたら・・などと不安を抱きながら
遅々として進まない渋滞の中、色々な思いを巡らした。


そして、やっと自宅へ到着。

自宅周辺は特に荒れた様子はないが
誰一人外にはおらず、静まり返っているのがなんだか不気味だった。


覚悟をして自宅へ入り、中の様子を伺った。

イメージしていたのとは全く違う光景が目に飛び込んで来た。


・・・今朝、自宅を出た時と、全く同じなのだ。

奇跡としか言いようがない。

1階も2階も変化なし。

食器棚から食器が落ちているわけでもなく
本棚から本が落ちているわけでもない。


強いて言うなら
神棚のお札3枚のうち、両サイドのお札が床に落ちていた。

「神さんが代わりになってくれたんやろか」



そんなことを思いながら
テレビの電源をつけたのである。



[ナレーション]お問い合わせフォーム

名前

メール *

メッセージ *

▶︎最新情報はX(旧Twitter)で!

過去の記事

QooQ