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土用の丑!
うなぎだ!
好物の「うなぎ」を食べる日がやってきた。
早速うなぎ関連記事を書こうと思った矢先に
大好物な「ニュース」が現れてしまったのである。
『北海道・北東北の縄文遺跡群』が世界遺産候補に名乗りを上げた!
というのだ。
17の遺跡で構成されたこの縄文遺跡群。
その中でも
日本人のアイデンティティーに関わる遺構や遺物が出てきたのが
青森県の「三内丸山遺跡」だ。
この遺跡の発見により
縄文時代観を大きく変えることとなった。
かつて縄文人は毛皮を身にまとい
定住せず狩猟採取を生業とする野蛮人と考えられていた。
ところが
この「三内丸山遺跡」がその評価をひっくり返す。
我々の想像以上に高いレベルの生活を送っていたと考えられるようになったのである。
・ある研究では最大で約500人が暮らしていたという
・建造物がとにかく巨大
・日本列島各地との交流の痕跡
・中国(殷)との交流の痕跡も
これらを見ても分かるように
この遺跡は従来の縄文観を覆すに足る物証となったわけである。
縄文時代には
すでに日本列島を包み込む流通ネットワークが構築されていた。
そして
日本人の原点「縄文人」達は
丸木舟で大海原へ漕ぎ出す『海の民』『海人』でもあったということだ。
世界遺産登録が叶えば
日本人の「原点」が世界に紹介される事に繋がる。
これは、とても嬉しいことである。



