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大阪城の堀。
大雨の影響で氾濫したという話は聞いた事がない。
自分が知らないだけかもしれないが・・。
どこかの川に流れ出ているイメージもないし。
少し調べてみると
堀に溜まった水は、時間とともに地下にしみこみ
濾過され地下水になることもあるらしい。
戦後、地下水の利用頻度が飛躍的に多くなったとたんに
水位は下がり、底が露出する堀がいくつもあったそうだ。
現在は
下水処理された水を堀に流して水位を保っているとのこと。
そうしなければ堀の水位の維持が難しいということらしいのだ。
昨今の天候変異を鑑みるに
現行の治水ではあきらかに追いつかなくなっている。
新たな治水対策として
この「堀」のような構造を活かせないものか、と思ったのだが
現在のような大雨による大水量に対しては難しいか。
ど素人の考えでは、所詮こんな程度である。
それにしても
堤を高くしたり
河川の幅を広くするというような従来の工夫では
もう追いつかなくなった。
現代の天災の被害を見るにつけ
何か新しい方法が必要だと、痛感するばかりである。



