ボイスサンプル
出演作品リスト
プロフィール
お問い合わせ

トラブルを抱えた見知らぬ車

9.07.2018

雑文

t f B! P L
「プロフィール→コチラ
「ボイスサンプル→コチラ
「仕事のお問合せ先→na.fujiken@gmail.com」




管理システムを知っているわけではないので
なんとも言えないのだが・・。



とあるコインパーキングが展開するカーシェアリング。

その手軽さから
最近よく目にするようになった。


今日まさに自分の前をその車が走っていた。

ハッチバック右下の黄色いステッカーが
カーシェアリングの目印だ。


自分は幹線道路を時速約60kmで
その車に続いて走っている。

運転をしながらその後ろ姿を見ていると
何やら違和感を覚えた。

目線を落とし後輪に目をやると
右タイヤの空気が半分以上抜けているではないか。

そのせいで
車体が並行に保たれていないのだ。

それが違和感の原因だった。


それにしても
見れば見るほどパンクのようである。

このまま走り続けるとバースト(破裂)するだろう。

運転していても
きっとすごい音が鳴っているに違いない。

アクセルを踏んでも車の反応が悪いだろうに
なぜ気づかないのか。


後ろを走りながら
その車の右サイドミラーを見やると
大学生くらいの若い女性が運転している様子。


今の状況を教えてあげようにもどうしようもない。

ここは幹線道路。
信号がほとんど無いので
赤で止まった時に降りていって教えてあげるという行為はできそうにない。

かといって
前につけて速度を落とし車を止め
降りていって窓をコンコンと叩けば
今流行りの、モトイ、今問題になっている煽り運転のようではないか。

警戒されて、こっちが悪者になってしまうのがオチである。

ほんと、世知辛い世の中になってしまった。


そんな事を考えていると
自分が曲がらねばならない交差点に差し掛かり
車はそのまま直進していった。



借りている最中に空気が抜けたのか
借りる前から抜けていたのかは分からない。

客が返却するたびに
シェアリングを提供している会社が点検をしているかどうかも不明だ。


兎にも角にも無事を祈るばかりである。

そして
車の点検整備はおろそかにできないと
改めて肝に命じたのであった。





[ナレーション]お問い合わせフォーム

名前

メール *

メッセージ *

▶︎最新情報はX(旧Twitter)で!

過去の記事

QooQ