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除菌グッズが飛ぶように売れている。
飲食関連会社も神経を尖らす季節まっただ中だ。
そんな中
今年も問題になってしまった
「O−157」。
菌は目に見えないだけに
とても厄介な存在だ。
電車のつり革
スマートフォン
ドアノブ
すごい数の菌が付着しているらしいではないか。
キレイ好きな人にとっては大問題である。
「菌」が見える主人公を描いたコミックが
話題になったことがある。
言うほどキレイ好きではない自分が
もしそんな能力を持ってしまったとしても
生きていける自信は全くない。
菌の多さにショック死するに違いないのだ。
ところが
我らの体内には溢れんばかりの菌がいると聞く。
さらに人間の細胞内には
ミトコンドリアなる奴らがいて共生していると言う。
よく考えれば
人間は菌に生かされているといっても過言ではない。
にも関わらず
ひたすら「除菌」に精を出す。
矛盾を感じるのは自分だけだろうか。
小さな子供が無菌に近い環境で育ち
菌への抵抗力がつかずに問題にもなっている。
やはり
何事も適度が大切なのである。
除菌も大事かもしれないが
菌とうまく付き合っていくことも考えたい。
対人関係ならぬ「対菌関係」
である。



