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無色透明

8.25.2017

雑文

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地元では有名な
とある激安スーパー。

消費者の心強い味方である。
自分も利用者の一人であった。

他のスーパーと違うのは
商品の安さだけでは無い。

最寄り店舗の場合
レジ係の店員は
全て若い異邦人。

商品をバーコードに通す間
前後のレジ係と楽しそうに会話を続ける。

はたまた携帯電話でメールをしながら接客をしたり。

しかし

釣り銭の計算は全て暗算
間違いは一度もなかった。

彼らはああ見えて
自国の英才教育で育ったエリートだそうだ。
・・接客能力を除いては。



本日訪れた複数の場所で
同じ奇跡が起こった。

買い物に行った先々のレジ前で
順番待ちの列に並んでいた。

するとレジには数人の日本人スタッフに混じって
一人だけ外国人らしき風貌のスタッフがいる。

「自分の順番でそのスタッフに当たりませんように」

かつての経験から
また適当な接客をされるのではないか。
そんな不安をいだいてしまう。

予想は的中。
ドンピシャである。

恐る恐るレジの前に歩を進める。

すると
何とも素晴らしい接客をしてくれるのだ。

今日出会った外国人スタッフは
日本人よりも丁寧な対応に感じた。

彼らは
言語や文化の壁を超えるのにどれだけ努力をしたのだろうか。

経験のない自分には計り知れない。

素直に感動した。



色眼鏡が透明になる。

自分のつまらぬ偏見は
今日でおしまいなのだ。



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