「プロフィール→コチラ」
「ボイスサンプル→コチラ」
一台ずつのスペースが
白い線で仕切られている駐車場。
自分の知らぬ間に
業者によって
薄くなった白線の上塗作業が行われていた。
自宅マンション駐車場での出来事だ。
急ぎの用事で自分の車へと向かったのは
午前10時頃。
塗装作業員は
すでに日に焼けたアスファルトに這いつくばって
作業をしている。
その様子を見ながら
自分の車に近づき
鍵を開けた。
すると近くにいた作業員が
「車の側面の白線はまだ乾いていないので
線を踏まずに車を出してもらえますか」
と言ってきた。
たやすい事だ。
問題ない。
しかし、だ。
もし車の正面の白線が乾いていなかったら
一体どうするつもりだったのだ。
車が出せないではないか。
その時は
「乾くまで待って下さい」
と言うつもりだったのだろうか。
なんとも自由ではないか。
この世の中
そんな「自由」に遭遇することが多々ある。
だからこそ
「思いやり」のある仕事が光るのだろう。
心したい。



