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毎日多くのニュースが報道されている。
ショッキングなもの。
ほのぼのするものなど様々だ。
記憶に刻まれたはずの衝撃的な事件や世間を騒がせた事象は
月日が経つと忘れてしまいがちである。
人に備わっている「忘れる」機能は
時としてマイナスの結果をもたらす事もままある。
昨日
特定外来生物「アカカミアリ」が長野市内で発見されたと
環境省信越自然環境事務所が発表した。
そう
「ヒアリ」の仲間である。
昨年6月のヒアリ騒動。
今では全くと言っていいほど報道されなくなった。
当時の報道では
ヒアリの危険性や繁殖能力の高さが連日伝えられており
日本に入ってくるきっかけとなった空港付近の住人は
自分も含め騒然となっていたのを覚えている。
しかし
蟻のような小さな生き物を
いちいち注意しながら生活できるはずもなく
だんだんと記憶の引き出しを開ける回数が減っていった。
しかしながら
「ヒアリ」が繁殖しやすい環境に人間が踏み込んでいく時期が間近に迫った今
その引き出しを開けなければならない。
ヒアリに刺されると
15〜20分で「呼吸困難」「血圧低下」「全身のじんましん」「強い腹痛」
などの症状が出るそうだ。
さらに、スズメバチと違って
初めて刺された場合でも危険らしい。
もし刺されたら
・局所を冷やして炎症を抑える
・局所についている毒を洗い流す
・動くと毒が回るので体を動かさない
・救急車を呼ぶ(病院へ)
なんだかマムシに噛まれた時の対処と似ている。
今年のゴールデンウィークから夏にかけて
本格的なアウトドアシーズンが到来する。
家族連れで賑わう場所は
まさに「ヒアリ」繁殖環境である。
自然と触れ合うためには
さらなるリスクを負って臨まねばならなくなったということか。
チクショー!!
(コウメ大夫さん、誕生日おめでとうございます)
被害が出ないことを祈りたい。



