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伊太祁曽神社

8.25.2018

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この夏、たった一箇所の訪問となってしまった。


『伊太祁曽(いたきそ)神社』

紀伊国(紀ノ国・和歌山県)一宮である。



創建年代は不明だが
ヤマト黎明期の可能性もありそう。


スサノオノミコトの子「五十猛命(いたけるのみこと)」が祀られている。

簡単に言うと『木』にまつわる神様だ。







弥生時代以降
朝鮮半島から一方的に技術や文物が日本にもたらされたと思われている。

しかし
貿易とは相互間に利益がなければ成立しない。

日本側の主たる貿易資源だったのは『木』で
木は水に浮くため『浮宝』と言われた。

当時最先端の利器「鉄器」を作るためには
強い火力で鉄を溶かし成型する。

その際に
燃料となる大量の「木」が必要になってくる。

朝鮮半島や中国(三国時代)では
製鉄のため木を使い果たし
その資源を日本に求めた。


その「木」の宝庫が紀ノ国(木の国)、現在の和歌山県を中心とする地域である。

幸い日本は湿潤な気候のため
木の再生も見込める土地。

日本書紀によると
スサノオがこの地(日本・紀ノ国)に目をつけ
息子の「五十猛」に管理させたとも解釈できる。
(自分はスサノオにはモデルになった人物がいると考えている)



ところで
日本随一の「木の国」にも関わらず
和歌山県観光連盟は「水の国」というキャッチコピーを打ち出した。

そして
『和歌山の聖なる水・潤う水の旅』を提案している。

しかしながら
その「水」は、「宝=木」があってこその産物であることを忘れてはならない。



日本人が誇るべき『木の国』。

その場所を司る神様が、伊太祁曽神社に祀られている。



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