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毎週伺う仕事現場周辺で
先週大きな祭がとり行われた。
それもあって
その日に浴衣を着たスタッフが
収録現場でお酒やタコ焼き等々を振舞って下さったのだ。
お陰様で
祭に行けそうもないこの夏に
雰囲気だけでも味わう事ができた。
感謝である。
さて
昨今のタコ焼き事情だが
具のアレンジが多種多様だ。
そのほとんどが
美味い。
しかしながら
アレンジしているにも関わらず
具材がタコではないにも関わらず
全てが「タコ焼き」というくくりになる。
ここが問題なのだ。
外国人はきっと混乱するだろう。
だが幸いなことに
露店や飲食店での具はタコが一般的である。
よくよく考えてみれば
具材をアレンジするのはプライベートがほとんどであった。
なので
商売上でウソはついていない。
セーフだ。
でもね
一般的なタコ焼き
タコを焼いている訳ではないじゃない。
厳密に言うと
粉に包まれて蒸されている
蒸しタコだ。
タコ自体は焼かれていない。
ここはどう説明するのだ
大阪人。
ここまで思考を巡らしたところで
ふと思いとどまった。
大阪人が「タコ焼き」言うてんねんから
「タコ焼き」なのだ。
そんなもんは一々気にせんと
ノリでいいのだ。
なにわのDNAがそう言う。
まったく
しょうもない事を考えてしまったものだ。
ごめんよ「タコ焼き」。
などと思いながら
8月初めの宵の口を迎える。



