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すりこみって怖い

8.03.2017

雑文

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日中、自宅にいると
荷物の運搬に使うホークリフトの音が
絶え間なく聞こえてくる。

近隣に
荷物の集積場があるからだ。

ピンコーン
ピンコーン

常に鳴っている。

引っ越してきた当初は
うるさくて仕方がなかったが
数年間も住んでいると気にならなくなってきた。

慣れとは恐ろしいものだ。


暑い盛り
日が暮れてから田舎道を車で走っていると
色んな生き物の声が聞こえてくる。

夏を感じる事ができるシチュエーションだ。

そんな生き物たちの中で
ひときわ響く声。

カエルである。


田んぼの近くを通りかかると
カエルの大合唱がけたたましい。

しかし
この鳴き声を聞いた途端
何故か眠気が差してくる。

癒されるのだ。


記憶を振り返ると
幼少期に過ごした家の近くに田んぼがあり
夜な夜なカエルの大合唱の中
リラックスして寝ていた事が思い出される。


自分の体に刻まれた記憶。

それを蘇らせるスイッチの一つが
カエルの鳴き声というわけだ。

・・・なんとも気持ち悪いではないか。


幼少期の環境は
大人になっても影響する事が分かった。

という事は
仮に今住んでいる自宅で子育てをしたとしよう。

子供が大人になった時
幼少期の記憶を蘇らせるスイッチは


ピンコーン
ピンコーン

ホークリフトの音になるということか。

なんともかとも。


もし自分が親になったなら
大自然に関連したスイッチを授けてやりたいものだ。


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