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電車に乗っていると
車掌さんのアナウンスが流れてくる。
当たり前の日常だ。
すると
今日はなぜかスピーカーの音声が割れていて耳が痛い。
スピーカーの近くにいたから
余計にそう感じたのかもしれないのだが。
今回は
たまたまそんな現象に遭遇してしまったようだ。
きっとアナウンスマイクと車掌さんの口の距離
そして声のボリュームやマイクの感度も原因となっているのかもしれない。
仕方のないことだが
車掌さんは自分のアナウンスを確認できないだろうから
修正しようにも、それが出来ない環境なのだろう。
ナレーション収録の時は
ミキサー担当の方がマイク位置や音声レベル
そしてエフェクトを模索して
総合的にベストな音声を決めてくれる。
電車内アナウンスは
そのような仕組は無いからどうしようもない。
だが、そんな車掌アナウンスに遭遇するたびに
次回のナレーション収録現場に思いを馳せつつ
「マイク」との付き合い方を考えたりするのである。
(writing by 関西 大阪 男性ナレーター 藤岡健一郎)



