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本日の共同通信社の発表で
【「仁徳陵」が40メートル長かった】という記事があった。
言わずと知れた
大阪府堺市にある国内最大の古墳だ。
「仁徳天皇陵」または「大仙陵古墳(大山古墳)」ともいう。
宮内庁が
水で覆われた周濠部分の地形を初めて測量し
判明したとのこと。
といっても
全長486Mだったところが全長525Mに伸びたということで
とてつもなくデカイ事には変わりがない。
我々庶民にはそれだけでお腹いっぱいで
そんなにすごさが分からない。
しかし、コレを聞いたら
この古墳のすごさが分かってしまうのではないだろうか。
①世界三大墳墓の一つである。
(他:クフ王のピラミッド、秦の始皇帝墓陵)
②世界で最も面積の大きい墳墓。
③古墳の総容量=10t ダンプ25万台相当。
これは関西国際空港の埋め立て事業を上回る量。
全て人力での作業と考えると想像を絶する大工事である。
④大仙陵古墳を造営する為に費やされた期間・人員・費用が桁違い。
分かりやすい例に、大林組の凄いプロジェクトがある。
↓ ↓
《大仙陵古墳を現代工法と古代工法で再現》
・工期は、現代工法で2年6ヶ月 古代工法で15年8ヶ月
・必要とされる作業員数は、現代工法で延べ2万9千人 古代工法で680万7千人
・総工費は、現代工法で20億円 古代工法で796億円
(『復元と構想 歴史から未来へ』大林組編 東京書籍)これら①〜④だけでも
スケールの大きさに圧倒されてしまう。
日本が世界に誇れる『大仙陵古墳』。
外国人に自慢したいものである。



